今、このページを見て頂いているあなたは那須自動車学校で合宿免許を取得しようと検討中の方だと思います。
もしくは、おかしい?教習所ってどこもこんな感じなの?とすでに教習所に入金し合宿を始めてしまった方かもしれません。
私は適当に「他よりも値段が安いかも」という単純な理由で選んで、振込入金し、合宿直前にあまりにもネットでの評価が低い教習所であることを知りました。
でも実際には心のどこかで「今の令和の時代に昭和のまま事業を続けているところなんかない」と自分に言い聞かせて、半分ビクビクしながら、半分はこの目で確かめ実体験して感じた情報を正確に伝えよう、と思っていました。
実際に私が那須自動車学校で合宿免許に一人で参加してみて思ったのは、
那須自動車学校の評判はネットの酷評通りに近い、というのが正直な感想です。
教官の中でくっきりと分かれます。
おしなべて年配の男性教官は9割近くの人が、教えるということを考えたこともなく、かつ人格的にどうなの、という方ばかりでした。
逆に、若い(男性も女性も)教官、女性教官でハズレことはありませんでした。
もっとしっかりと事前に情報を集めておけば、数十万を支払ってまでこんな思いをしなくても済んだかもしれない、と思ったものでした。
このページでは私と同じように那須自動車学校の情報に不安に思っているあなたの為に、実際に合宿免許に参加してみた私自身の感想や参加する上で疑問点について紹介します。
参考になればうれしい限りです。
→合宿免許体験談(前半)
→合宿免許体験談(後半)
那須自動車学校で合宿生活を終ってみて振り返って一言の印象は
ザ・昭和にタイムスリップした
である。
那須自動車学校では、一日おきに修了検定と卒業検定が交互にあるのだが、金曜日だけは検定がない。
そのため、どうしても日程調整ができない日がある。
コンピューターで配車システムをプログラムすればできるのであるが、配車の手配すらも大きな紙に人間がパズルを埋めるように記入していく昭和さながらのアナログ方式なのである。
目線がなにもかも目先のことに向かっているため、このアナログなシステムが大規模な教習所で行われていることで、全国の他の教習所より卒業が数日延びている設定になっている。
ここ那須自動車学校での合宿所には、ドライヤー・歯磨きなど宿泊施設にあるアメニティ関係は一切ない。
もちろん、タオルなどの類のレンタルなどもない。
相部屋コースだからというわけではなく、併設の那須ホテルも同じである。
そういった理由もあるのか、周りの人もボサボサ頭で歩いていてもあまり気にならない。
大風呂もある、パンフレットには乃木温泉に無料で入れる、とホームページ上に書かれていたりパンフレットでもとも記載してあったが、感染症対策うんぬんのため中止となり使えなくなっていた。
たしかに、小さい字で「予告なく中止も」と記載はされている。
感染症対策なら令和2年から現在の令和4年に至るまでもう2年近く中止しているであろう。
ずいぶんとネットの公式情報で公開されているのとは違うので注意が必要である。
このことを知ったのは、実際に自分が足を運んでからだった。最初の日の受付でも言われることはなかった。
結局、部屋にあるシャワー室のような空間で、ササっと体を洗い流す程度で毎日を過ごす。
こういうところにも、教習生の立場から目を向ける体質ではない会社だと推測ができてしまう。
那須自動車教習所は比較すればなんとなくわかるはずだけど、平均より若干教習料金は安く設定されている。
そこに惹かれて個人申込の人は申し込む決定打になることがあると思う。
なにせこれを書いている自分がそうだっから。
しかし、安いからといって決定的な点を決めてしまうのはNGだった。
何度も人生の中でわかっていたことであるが、数十万単位のことになると目が曇ってしまった自分に反省している。
すなわち 安い=質が低い
これが世の中の定番である。
かといって高いから質がいい、という訳ではない。
微妙に安いというのがポイントで、安かろう悪かろうは全体に表れてくるオーラみたいなものだ。
この那須自動車学校に当てはめてみれば、教官の質は全体的にかなり低レベル(若い・女性の教官を除く)である。
それは、教習料金が安いがゆえに給料も安いことが容易に想像できる。
いくら丁寧に教習生を思って教習したとしても、給料が安くて、上がることもない。
だから、人のことなんか考えなくたって、オレの技術さえひけらかして、見てわからないのは教習生が悪いんだ、という態度につながっている。
給料が安いのは、職員駐車場に置いてある車を見ればわかりますからね。
逆に、教習生の駐車場に置いてある車には、ここにのざらしで置いてもいいの?みたいな高級車もある。
比較して見ればすぐにわかる。
おそらく、ここは教習生の方が魂的には上なのかもしれない。
教習生はみんな直接教官に文句を言うことが魂レベルを下げてしまうということを知っているから言わないだけ。
とはいっても、現在の那須自動車学校の情報を公表されている教習料金だけで決めてしまって後悔をする自分のような人を産みたくない。
そんな思いからこのブログを立ち上げたが理由です。
車の教習にしても、教える教官にとってはできて当たり前のこと。
一方で、教わる教習生にとっては初めてのこと。
この基本が理解できていない教官が多いのが那須自動車学校、という印象が残っている。
わかりやすく言えば、パソコンのキーボードをブラインドタッチできる人が、できない人に向かって基本を教えずに「なんでできないの」と怒鳴っている、と同じように想像してみるといいかも。
その上、昭和時代そのままの設備とやり方を踏襲している。
教習料金も他と比べてやすいにはやすい理由があることを、ものすごく体感した。